SUGOI-ne1号のマルチングでよく育つシャクヤク。
SUGOI-ne
    芍薬 栽培


  SUGOI-neで山芍薬が素晴らしい生育することが実証された。
  このことから、ユーラシア大陸と日本列島の陸続きということを考えれば、
  当然、ユーラシア大陸の東北部の寒冷地に自生する芍薬も作れる。
  そういうことで、宇井清太の庭に以前から植えている芍薬にマルチ栽培を試みた。
  芍薬の栽培は、けれまで土壌の性質の方向から研究され、
  アルカリ土壌を忌むということで、弱酸性土壌を好むと記されて来た。
  しかし、その自生地の環境を見れば、土壌のPHの問題ではなく、
  そこに堆積する枯れ落ち葉と材木腐朽菌の関係である。
  この炭素循環のことが、これまで論じられたことはない。
  芍薬の根圏をみれば、、材木腐朽菌が分解した養分を吸収していることが理解出来る。
  
  芍薬は苗を植えてから3年位は養成期間で、
  その後約10年は据え置き栽培で切花栽培が行われている。
  問題は、この植えっぱなしの10年である。
  当然、畑では土壌養分の枯渇が起こる。
  有機物の投与、肥料の施与が行われるが、作落ちが起こる。
  なぜ起こる???
  自生地では、毎年秋に新しい枯れ落ち葉が地上に舞い落ちる!
  そして、シャクヤク自身の地上部も枯れて地面に倒れる。
  畑では、切花出荷の場合は、茎は畑から持ち去られるから、
  自生地のように己の身体も植物の死骸にはならない。
  自生地の炭素循環がない。
  忌地現象が起こる。

  自生地では起こらない。
  したがって、SUGOI-neでマルチングすればよいことになる。
  ヤマシャクヤクと同じ技術である。
  


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